カップ形状製品のダンボール箱詰め作業を自動化することによる人員削減のご提案をさせて頂きました。
装置の特徴
本装置は、紙容器成形機により成形されエアシュートで個別に搬送された大型紙容器を一定数量の棒積み形状にまとめ、段ボール箱に段積み積載を自動で行う装置です。
基本仕様
対象容器 ;大型紙容器寸法
トップ外径φ138mm ボトム外径φ109mm 高さ105mm
横積み 20個×4行×5列=400個/ケース
ダンボール箱の大きさ 外寸 厚さ5mm L540×W550×H575
処理能力40cpm
装置寸法
幅 2120mm 高さ 2850mm 全長 7720mm
ワーク投入高さ(シュートパイプ高さ) 2800mm
供給、排出ダンボール箱スタック数 6箱
ストレージコンベヤ スタック数 12本
工程の概要説明
1、定数分離装置
シュートパイプにより個別に搬送されてきた容器を一定数量の棒積み形状まとめる。
2、90度旋回ホッパー
一定数量の紙容器を棒積み形状にまとめ、横倒しにしてストレージコンベヤ上に移載する。
3、ストレージコンベヤ
棒積み形状の容器をピッチ送りしてストレージします。下流の装置が停止した場合、一定本数の棒積み容器を装置下部にアキュームする事ができます。
4、集積ハンド
ストレージコンベヤ上をピッチ送りされて来た棒積み容器を、段ボール箱に投入する1段分の形状に移し替えます。
5、移載ハンド
集積ハンドにより1段分にまとめられた棒積み容器を一括で段ボール箱に移載して段積みします。
6、積み込み済み段ボール箱排出
積み込み済み段ボール箱を自動で排出します。装置外のコンベヤ上に一定数量をアキュームする事ができます。
7、段ボール箱内側ガイド
段ボール箱の開口部形状を安定させ、移載ハンドによる段積み動作を助けます。段ボール内に予め挿入されている保護用のビニール袋との干渉を防ぐ効果も有ります。
8、空段ボール箱供給
容器を収める空段ボール箱を自動で供給します。空段ボール箱は一定数量をコンベヤ上にアキュームする事ができます。